必要な保険は対人や対物です。車両保険は外しても問題なし!
やってみると年間数万円の節約に!!
車の維持費で大幅な節約をするには、まずは自動車保険の見直しです。代理店型や対人販売では高いです。
年間で2~3万円もの節約が可能な場合もあるので、しっかりと比較することが重要です。
●自動車保険の契約条件を見直す
契約条件の見直すべき項目は以下の2つ。
①運転者限定条件
②年齢条件
この2つは、不要な条件で契約している場合がある。
特に注意が必要なのが「②年齢条件」。年齢条件が適用される人の範囲は、契約者、配偶者、同居の親族のみで、友達、知人は適用外。だから「友達や知人が運転するかも~」と年齢条件を気にする必要はない。
例えば、
・運転者限定条件「限定無し」
・年齢条件「35歳以上」
の補償に入っていて、30歳の友達が事故をおこしてしまっても、保険はきちんと下りる。
だから「友達が乗るかどうか」は①の運転者限定条件だけ気にしといたら良いってことです!
●自動車保険について
まず自動車保険には2種類ある。
①自賠責保険
②任意保険
①の自賠責保険は、車を持つなら全員が強制で入らないといけない保険。事故を起こして死亡させてしまった時に3,000万円。傷害による損害は120万円まで被害者に対して支払われる。
これに入っていないと車検に通らんから、普通に乗ってる人は絶対入ってるものです。自賠責保険はどこで入っても内容や値段は変わらないので気にしなくて大丈夫です。
②の任意保険は、さらに以下の2種類に分けられる。
1. 事故で相手にケガ・死亡させてしまった時、相手の物(自動車など)に損害を与えてしまった時のための「対人・対物保険」
2. 事故で自分の車が壊れた時の修理代が保険から出る「車両保険」
そして「対人・対物保険」は絶対に入っといた方がいい。自賠責保険の3,000万円だけじゃ交通事故を起こした相手に慰謝料を払ったり、壊してしまった物を支払うには全然足りないから限度額無制限で入っておいた方がいい
生涯年収より高い💦
めったに起きないけど、起きたら損失が大きい、まさに保険でカバーすべき内容。でも「車両保険」は不要!!
●車両保険が不要な理由
日本人の4割強くらいが入ってる車両保険、当然加入するだけで保険料が高くなる。
具体的につけた場合とつけていない場合で、年間約3万5,000円と結構な金額の差が出る。
自動車保険には「等級」という制度があって、一年間無事故だと等級が1つ上がって保険料は安なり、反対に、事故などで保険を使うと翌年度の等級が下がり3年間保険料が上がる。その上がった保険料が修理費以上になって、軽い事故だと保険を使わない方が得になってしまう。
結局、、、後払いで修理費払ってるようなもの!
では逆に全損事故みたいな大きな事故(車が全損したり、盗難された)場合、それでも新車の価格分の保険代って絶対に出ない。
保険の計算をする時に、車の時価額は毎年20%程度下がっていく上に、業者用の安い価格で見積もられてまう
ちなみに新価特約をつけて回避したと思っても、月々の保険料は上がってまう。普通の事故の場合は相手の保険からもお金が出る。つまり車両保険はかなり使うタイミングが少ないという事になる。
そもそも、車両保険は修理代金が払えない人のもの。
でも修理代金が払えないくらい貯金のない人が、そこまで無理して車を買うべきではないと思う。
最低限の修理費用を蓄えて買いさえすれば、車両保険で毎月払うお金は貯まっていく。
車両保険…車の修理代は貯金で備えるのが正解
対人対物…保険で備えておかないと人生が終わってしまうようなリスクがあるから必ず入る
Q&Aコーナー
Q.1 つけておいた方が良い特約は?
A. おすすめの特約は2つ!
・弁護士特約
・(原付所有の方は)ファミリーバイク特約
これらはつけておいて損はない!
Q.2 人身傷害補償はいらないの? ぶつかった相手は補償できても同乗してた友人の補償はどうするの?
A. 対人賠償責任保険で人身傷害補償の役割をカバーできるから不要。無駄に保険を増やす必要はない。
Q.3 どこの保険に入ればいい?
A. 保険商品は移り変わりが激しいから、一括見積もりサイトで毎年比較して決めるのがおすすめです!
自動車保険の最新情報を一括見積もりで比較できる便利なサイトを、以下にご紹介しているので使わないと損ですよ!
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